3歳からの矯正
おかげさまで、長いこと矯正歯科医をやっていると、うれしいこともあります。
大学病院時代の患者さまが、お子様を連れて来られてます。お父様は受け口の症状を治療しましたが、2歳5ヵ月のお嬢様(Mちゃん)も既に反対咬合(受け口)の症状がみられ通院されています。またしても親子2代にわたる患者様です。
それも、岐阜市近郊、愛知・名古屋ではなく高山からお越しいただいています。
約1年かけて、マウスピースを装着してもらって現在では全く症状は見られなくなっています。今後は、経過観察を続けていきます。
早めの受診が、良い結果をもたらす良い例だと思います。
確かに、私が学生の頃、歯科矯正学の講義で乳歯歯列を治療しても永久歯がキレイになるとは限らないので臨床的意義は大きくないと習いました。
しかしながら最近は、歯ならびが悪くなる原因に着目し、その原因を治療することにより将来の永久歯がよりよい場所に生えてくるという観点から早い時期に治療関与することが多くなってきています。
それに対応する口腔内装置も開発されています。最近は、塾やお稽古ごとでお子様方も大変忙しいようで、可能な限り早く治療を開始する意義はあると考えます。
Mちゃん、これからも一緒にがんばっていこうね!
岐阜市金宝町2-4 入江クリニック 矯正歯科医師 入江 道文
矯正の開始時期:3才から 反対咬合(受け口)
投稿日:2016年7月24日 (Comment : 0)カテゴリ-ドクターのつぶやき,子どもの矯正(3歳~就学前)
睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
「睡眠時無呼吸症候群」という病気、最近では「睡眠時無呼吸症」と呼ばれ、「症候群」という言葉を使わなくなってきました。入江クリニックのホームページも、「睡眠時無呼吸症」に変更すべくリクエストを出しています。これは、睡眠呼吸障害の知見がより蓄積された結果と言えるでしょう。
投稿日:2016年7月24日 (Comment : 0)カテゴリ-すべて,医療・介護関係者の方へ,睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群-SAS)