当クリニックは、診療費について、料金表をお渡してご理解頂いた上で診療を行っております。
名称 | 医療法人道文会 入江クリニック(1996年開設) |
診療科目 |
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支払方法 | 現金、クレジットカード、デビットカード |
住所 | 岐阜県 岐阜市六条南2-3-17 |
電話番号 | 058-278-3611 |
診療時間 | ※完全予約制 ・10:00~12:30 15:00~19:00(平日) ・10:00~12:30 14:30~18:00(土曜日・日曜日) |
休診日 | 火曜日・木曜日・学会出席日 |
人体において、歯を介した顎運動は、歯根周囲に多く存在する感覚受容器や筋肉から発出された情報を基に、上位神経系が制御しており、この一連の制御系(神経筋機構)を健全に保つことは、歯と顎の健康の維持に関わるばかりでなく、全身の健康にも影響を与える可能性があります。
良質な矯正歯科医療(Orthodontia)を提供いたします。
- 日本矯正歯科学会認定医の入江道文が最後まで責任を持って診療いたします。
- 直接医師にご相談ください。(全て責任を持って対応させていただきます)
- 歯学だけでなく、医学的に考慮した診察を行います。
- 安易に永久歯の抜歯をしません。
※抜歯により口元を引っ込めることは時として閉塞性睡眠時無呼吸症の原因となりかねません。
当時は、すべての患者さまの治療方針は会議により決定されていました。
とある患者さまもその経緯を経て治療方針を決定、その方針の中には永久歯(第一小臼歯)4本抜歯も含まれていました。いわゆる八重歯で、全くといっても差し支えないほど犬歯1本分のスペースがなく、この治療方針は妥当であったと今でも思います。
私は、この方に上下ブラケットとワイヤーを装着、2回通院の後抜歯依頼(矯正歯科では抜歯は他科へ依頼していました)の予定でした。
しかしながら、この方は家庭の都合で約2年弱お越しになられませんでした。
そして、2年後の来院時にはなんと八重歯もなくなり完璧な歯並びになっていました。
もちろん、成長期ということもあったのでしょう。矯正装置としては一番弱いニッケルチタンワイヤーの力だけで、あとはご自身の適応力がこの結果をもたらしたものだと思います。
⇒歯科医療従事者の方には信じられないと思いますが、.018スタンダードブラケットに.012スタンダードフォームのナイテノールでの結果です。きれいに、IN-SET、OFF-SETもついていました。側貌にも何等問題がありませんでした。
それ以来、私は矯正歯科診療において常に本当に必要な抜歯なのかをより慎重に考えるようになり現在に至っています。
抜歯を判断するためのパラメーターが実は多岐にわたり、従前の抜歯基準に当てはめることが難しい患者さまがたくさんいらっしゃることも判ってきました。
2009年に、動的治療が終了した患者さま100人を調べたところ、永久歯を抜歯(1歯のみの抜歯、2本抜歯も含む)して治療した方は7%でした。逆にいうと、非抜歯治療を目指してもすべての方を非抜歯で治療するには、困難を伴うように考えます。
- 以上の背景から、当クリニックでは、以下の内容を心掛けています。
- 成長期のできるだけ早い時期からフォローを始め、その方に最適な治療開始時期を逃さないようにする
- 永久歯の抜歯は、より慎重に検討する
入江 道文 <Michinori Irie, D.D.S., Ph.D.>
1997年より、矯正歯科入江クリニックにて診療を担当しています。
私が、責任をもって最後まで診療を担当致します。
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