コストを惜しまず、院内感染予防に十分配慮しています。
口腔内で使用する、手用器具
- 手術グレードの滅菌
- 1. ミラー、ピンセット、エクスプローラなどは、自動洗浄機にて洗浄後、滅菌バッグへ個別にインジケーター(バッグ内の温度が滅菌温度まで上昇・維持されているのを確認)と共に封入、その後高圧加熱滅菌を行っています。
自動洗浄 → 乾燥 → 滅菌バッグ封入 → 高圧蒸気滅菌 → 乾燥 - 内視鏡グレードのハイレベル消毒
- 2. 診察(口腔内・口腔外)で使用される、矯正歯科プライヤー、その他反復した高圧蒸気滅菌に適さない器具は、タンパク分解酵素溶液、5分でハイレベル消毒が可能とされるフタラール溶液を用いた内視鏡グレードの処理を行っています。
水洗 → タンパク分解酵素溶液 → フタラール溶液 → 水洗 → 乾燥
直接粘膜に接触しない設備
これらの器具・設備の消毒には、消毒用アルコールに比べ15倍以上の効果が期待できる、塩化ベンザルコニウム・エタノール溶液を使用した清拭・浸漬を行います。
診療用手袋(グローブ)
当クリニックでは、すべての医療従事者が、1処置1グローブとし、その後は廃棄します。同じグローブで、他の患者さまと接触する事はありえません。
ドクター・スタッフともにラテックス(天然ゴム・パウダーなし)グローブを通常使用します。アレルギーその他の理由でラテックスグローブの使用が望ましくない場合、ニトリルグローブを使用します。
医療行為に使用したグローブは、医療廃棄物として処理業者に委託、適正に処理を行っています。
ドクター・スタッフともにラテックス(天然ゴム・パウダーなし)グローブを通常使用します。アレルギーその他の理由でラテックスグローブの使用が望ましくない場合、ニトリルグローブを使用します。
医療行為に使用したグローブは、医療廃棄物として処理業者に委託、適正に処理を行っています。
注射・採血器具
注射・採血に使用する器具は、すべて1回使用にて廃棄処理します。
矯正用ワイヤー
<単一使用を前提とした器具を再利用する事は決してありません>
口腔内に使用する矯正用ワイヤーやブラケットを、仮に消毒をしたとしても、他の患者さまへの使用について製造者はこれを禁止しています。
当クリニックでは、他の患者さまへワイヤー・ブラケット等、単一使用を前提とした機材を再利用する事は決してありません。ご希望であれば、患者さまに使用した単一回使用機材はすべてお渡しすることが可能です(安全の為、注射器・採血検査針を除くー 適正な取り扱いをお願いいたします)。